むしゅみの日記

日記  になるといいな。

演劇の感想1

喜劇のヒロイン 

 

「沈黙で金 雄弁でも金」

 

感想書く。

結論から言うと、結論なんてない。

 

あんまりほめてないけどごめん

 

※基本思いだした順に書いてるのでまとまってない。

 

 

かなり久々の観劇であいにくの雨、面倒な気持ちを押し殺してなんとか到着。

基本的に誘われないと見に行かないので去年夏以来、それにもタバコさんと拓夢くんが出てた。あと拡声器も出てた。前は確か拡声器のスイッチ入ってなかった。 

 

たくむがラランドのサーヤにみえるなと思ったけど写真比べたらそうでもないか?

 

 

 

シャベーニ

 

仮にもオリンピック目指してんのに審判なしの自己申告制ってなんなん?

あとしゃべっちゃダメなだけじゃないの一切の反応を禁じてるわけ?

勧誘チラシを張らないでという意思を見せた時点で負けなの?

なぞなぞを用意するのはありならうなずくぐらいしてもいいんじゃ?

加茂くんと音無先輩の最初の模擬戦なんで喋っちゃったの?

しゃべるなら最速で喋ったほうがおもしろくない?

試合って何個も重複してできるんだ?

 

 

 

ナンセンスってことなんだろうけど、笑いを。。みたいなのではなかった。

バナナマンとかのノーリアクション柔道を思い出してね。

だからまああんまり真面目に受け取るのもどうかと思うけど、

この競技にかける気持ちみたいなのって結構重要な気がしてて、ルール納得できないなら登場人物に共感もしづらい。共感もいらないのかな。

少なくとも人を殺すに至るまでこの競技に思いがあるわけで、、

 

 

                                                                                    

バックパッカー?だっけ相手をしゃべらす側のほうが技術問われそうだよね。

あと相手を椅子から立たせるみたいなシアターゲームにもにてるね。

空間をお互いで作るというお互いの歩み寄りが必要なんだけど、それを排除したらどうなるのかっていう思考実験的でもある。。のかも。

 

 

舞台印象  

ほぼないに等しい。

斜めに入れてある床おきの照明が奥行とか視線誘導とか出してていい感じ。

紗幕はあんまりきれいじゃないから落ちるんかな。と思った。

 

 

 

その他雑記

保留の音で踊る男と 女

あまりに洗練されてない、アドリブかのようね。もちろん狙ってやってるんだろうけどね。 

 

 

演技はまあ

みんなそれっぽくてえんちゃう?

 

一見ナチュラルじゃない動きが挟まってあれこそが演技だ!と思う反面。

どういう意味?とも思ってしまう。

その結果、コレはもどかしさを表してるんだ!とか、息苦しさを表現してるのね!となったりならなかったり、、要はカロリーが高い、戯曲、演出ともに。

全体をとうしてメッセージ性のあるセリフがバンバン飛び出すけど一貫性がなく振り回さる。ツッコミ不在のまま進行するからかな。

 

 

 

 

紗幕裏で演技する場面はともかく待機してるだけのところはうっすら過ぎて効果あるのかないのか。

 

 

 

 

 

ツグミちゃんの告白からの先輩が喋ってしまうシーンはそこだけ切り取ってみると演技とかも芯食ってて好きだけど、社会不安とか深いメッセージとか置いといて普通のメロドラマに落ち着くような。

いやもちろん人を思う気持ちは尊いものなんだが、音無先輩がナツコを好きだったってのが唐突過ぎて取ってつけたように見えた。音無先輩が一流のシャベーニプレイヤーだから自分の気持を隠すのも上手ってこと?

 

 

けどまあ結局最後はしゃべって伝えることを選択しているし、、、

タイトル回収か。沈黙で金 雄弁でも金

 

 

 

 

 

 

ただしゃべらないだけなら、3年ぐらいやってはじめて感動しそうなもんだ

 

 

人を殺してしまうのが悲しい。

意味があったとも思えないし、

 

 

土曜日の18時の回を見て、その夜と次の日のほとんどをこの演劇を思うことに費やした。それだけ考える種の多い作品だったのかな、と思う。

 

 

結論はやっぱり見つからない。