むしゅみの日記

日記  になるといいな。

父と暮せば 見た。7/9(日) GPit

例によって、感想というか。日記。

 

7/9日(日) 朝。 土砂降り豪雨。

この時点で気分はおもたいのだが、予約しているからには行かなくてはならない。

や、移動がね。。移動が、、苦手。

 

幸い出かける頃には小雨でしたので、濡れながらに出っ発

 

開演ぎりぎりについてワタワタするのも、開場前について、お待ち下さいとなるのもいやなので、開場5分後を目指している。

 

あとなるべく前列端でみたいというこだわりもある。

 

 

 

着席後十分に時間があるためもらったチラシの束を見ていると、制服の集団が現れる。

どこかの高校の演劇部かな。

 

チラシのチケット料金をみると、一般3000円 大学生以下無料の文字。

 

大学生以下??!

 

なんとまあふとっぱらというか、教育的というか。

 

そういえば僕も高校生演劇部時代。。あおきりみかんだけ観に行ってた記憶がある。高校生のための演劇教室やら、なんやら。部活にハガキが来ていたのかも。

あれから十数年。いまだ裾野を広げる活動にビガップ 

 

 

まあそんな話はおいといて、

 

作品の話。

 

舞台は広島、原爆投下から3年後。。だったかな。

 

すぐさま余談を挟むと、去年なくなった僕の祖父は広島出身で。

小学生の頃、学校の課題?で当時の話をきいたこともあったけど、もう忘れてしまったな。

 

 

思い出しつつ感想

 

雷に怯えて部屋を走り回る少女。

まあ23歳らしいから、少女ではないか。 

かくかくした移動が昔のRPGのような感じ。

最初が特にまあ全体的にハキハキとした喋り。

広島弁だし、あまりにも日常会話喋りだと聞き取れないか意味が分かりにくいかもしれない。

 

出てきた言葉のなかでは「つかーさい」がお気に。

なんか最近どこかで聞いたんだよな。と思ったら、ワンピースに出てきた「ひばり」という海軍のキャラクターがつかってただけでしたね

 

 

父親は幽霊なのか?

いや、まあ幽霊か。 どっかに書いてあった。

 

ただまあ、個人的にね。幽霊が存在しうるならさ、死ぬってなんなんだよ。と思わなくもない。

 

飯は食えなくても、掃除や風呂炊きが出来る存在なんだよな。

 

幻覚説も終盤まで追ってたというか幽霊であるという決定的な証拠はないんだけど、、お父さん普通に1人で登場してきたし。

 

 

 

自分は幸せになっちゃいけない。あれ、最後どうなったんだっけ。

なんかいい感じに終わったとは思うんだけど、

そもそも、本人も常日頃幸せを遠ざけようと思ってるわけではないか。なにかのきっかけで思い出してしまった時に、順調な流れをぶち壊そうとする。

この発作的症状がこのハッピーエンドのあとにもう起こらないとは、、断言できないかと思う。

 

父親関係なしに、その木下さんとの仲は育まれていそうじゃないか。

 

そっちの過程は描かれてないけど、まさか偶にあって話してるだけで実家に呼ぶまで進むまいね。、、とはいえ、時代。。。時代か?

 

 

 

 

物語のその後に思いを馳せられるのは良いですよね。なんにせよ。

 

結婚や出産は幸せのゴールではなくて、スタート?というかまあ道半ば。

少しの希望を見せて終わる作品は多いけど、待ち受けるは戦後激動の時代、一筋縄ではいかないでしょうよ。

なんの根拠もないけど、長生きしてそう。終戦時20歳なら 今98歳。

 

 

父親の一寸法師のくだりは不意を付かれたね。

あからさまにやると説教臭くなってしまうけど、話をしているうちに内からにじみ出てきた感があって鎧の隙間に針をさされた感覚

 

なんであんなこと言ったんだっけ。読み聞かせに原爆資料を入れて木下さんの高評価も頂こうみたいな、流れ。やったっけ?

 

 

 

 

父親を助けようとするところ。

被害の大きさを想像できないのは、ちょっと知識が足りてない。。原爆資料館も行った記憶はあるけどあまり直視できてないのか覚えてない。

 

お地蔵さんと同じように顔が、、見たいセリフもあったが、お地蔵さんはよく見えてない。

 

状況は違うけど津波てんでんこを思い出した。

大切な人を守らずに自分だけが逃げる。ってのは、どうだろう。実際その場面になった時自分がどうするか、

 

いや、まあ絶対助ける(意気込み)。ってのがまあ、ヒーローというか、かっこいい。ってのもそうなんだけど、それでたくさん死んでるだろう。

 

 

 

 

 

 

もしかしたら、父親は即死で、、その時点で幽霊だったかもね。あんま死んだ瞬間に出てくる幽霊いないか。

 

 

何度か、主人公は父親にお叱りというか説得を受けるんだけど、死んだ本人の言葉だから説得力あるというかちょっとずるいというか。さすがに前を向いていきなきゃという気持ちにもなるな。

 

 

 

 

 

演劇的な

ハコ動かしてなにかを表す。みたいなのthe表現みたいで好き。

感情の強さが置く時の力強さに出てる。。。

 

シーンの切り替えのときに部屋の外周を手で触りながら出ていくのはなんだろう?

 

 

 

 

 

 

 

映画の父と暮せば 見た。

セリフは多分ほぼ同じで、舞台をそのまま映画にみたいな。

多少削ってあるかなぐらい。

 

 

けどやっぱり映画と舞台、まあ作ってる人が違うからってのもあるけど、受け取る感覚はぜんぜん違うね。 同じ映画でも映画館でみるのとストリーミングで見るのとでは違うし、やはり表現というのは、受け手との相互作用で成り立っているうんたらかんたら・・

 

 

映画の木下さんが想像より細イケメンでした。

 

 

 

 

 

。。。