昨日 はねるつみき見てきた。
思い出しながら感想書く。
感想ってなるべく書くようにしてるけどあまりうまくならなんなー
下手でもええから書くぞ という思いが出てるからやろな。
感想を書くことが目的になったら本末転倒なんよ。
演劇は映画と違ってネタバレを気にする度合いが格段に低いからまだ書きやすい
「死んでいるのか浮いているのか」 @レピリエ
レピリエは実質名駅にあるから、行きやすいイメージある
表にいた男に暑いですねーと話しかけられる、フレンドリーだ。
確かに暑い、5月だというのにもう6月ぐらいの暑さを感じていた。
表にいた男は、中はエアコンかけていますので、と伝えてくれた。
具体的な言葉はおぼえてないけど、「気休め程度」的なニュアンスだったのであまり期待せず入場する。
客席同士の間隔は思ったより近かったが、舞台との間には1~2m程の隙間があった。
そのせいか、想像していたよりも舞台が広く見えた。
以前の印象より劇場なんだなと思った。
入場時すでに男が舞台にいる。 客入れ中ずっといるのか、と少し同情する。
その気持ちもすぐに薄れていき、僕は開演での時間つぶしに読みかけの小説を取り出した。短編集の1話を読み終えたところで舞台上から声
お、いきなり始まるタイプか、、とそそくさと文庫本をしまい、舞台を見る。
客席はまだ明るいし、入り口の扉から外の光も差し込んでいる。
なるほどね、外界との境をなくして、現実の世界だということに説得力を持たす演出か!
とか考えてたけど、普通にまだ客入れの途中でした。
気づいたあと、一度しまってしまった小説を再度取り出すことがどこか気恥ずかしく、仕方がなく舞台を注視してた。。
舞台上では当然のことながら大きな動きはなく、スマホをいじる女と座っているだけの男を見つめること数分。 前説、そして本編が始まった。
開幕そうそう怪しい男が「1000円もらってくれませんか?」としつこく話しかける。が、女は無視。
なるほどね! この男は実は死んでいて、その幽霊的な扱いの人が「死んでいるのか浮いているのか」みたいな話ね!
とか考えてたけど、普通に生きてた。
僕は最初舞台設定が部屋だと思っていて、、部屋に知らない男が入ってきたとしたらリアクションちがうだろと思ってしまったのも間違えた理由。
いや、お店だとしても、あまりにノーリアクションだったし、、、
しばらく進むと、出演者集合。 いつものメンツ+自殺をやめたおじさん。
異分子が入り込む場所設定は物語が進むって平田オリザの本でよんだ。
自己紹介もできるし、
役に対する印象を書くぞ、覚えてないから役者名で、と思ったけどパンフあった。
陽平:ウェイ系 最後死ぬ 酔ってるからか声がでかい。レピリエが狭いのもあって大声が耳にくる。逆に小声の演技がめちゃくちゃ生きる場所だよね。周囲の才能に劣等感を感じてる。毎日車の部品の部品の部品を作ってるらしい。それがつまらない人生だとさ!お前その工場で働いてる他の人にそれ言えるんか?
周りが輝いて見える俺には何もない。←わかる
じゃあ大麻栽培しよ←??
ひな:好きな人が自殺したから自殺する。本当に死にたいと思ってるのか、かまってほしいのか、わからんね。まあ実際、周りが冗談だと受け止めていても本人が本気ってこともあるし。じさつした男を心酔仕切っていて怖い。アイドルが自殺したときファンが自殺することがあるらしいけどそれに近いのかなあ。自死の理由としては理解しがたいけど存在するんだよね。
きらら:変な人があつまるお店を切り盛りする人。なんか妙に艶めかしくて「あれれ?」なったり。あんまりバックストーリーがないわりに、存在感あって「あれれ?」となった。劇団員の男と付き合ってる。
ままあることだろうけど、付き合ってる状態なのに、そろそろ終わりそうとか、一応付き合ったままなんだけどみたいな関係が理解できなくて、はよ別れろや。と思ってしまう。 まあ僕は恋愛弱者なんで、あまり語ると恥かくことになりそうなのでやめます。
失恋で自殺しようとした人を笑うなよ。。。
マキノ:写真でなんとか食っていける相槌の人。陽平に謙遜やめてって言われてたけど、不憫やね。まだなんとか食っていけるっていう程度で自信なんかつくかいや!。まあそこに踏み込んでいけるってとこを陽平はすごいって言ってたんだと思うけど、そいうってないし、マキノも聞かないからなあなあになってるんちゃうの? 相槌ってまあそりゃないよりはマシなんだろうけど、会話じゃねえのよ。会話しろよ大切ならな!!
逆説的に大切な関係じゃないとも取れる。
このイツメン4人組は実際仲いいのかは微妙なとこあるんだよな。
あるないの二元論じゃないだろうけど、その自殺した男に集まってただけで、それぞれはただそこにいただけの関係、、は言い過ぎだけど、ファミリーとまではいかないような。
あの唐突な感じの告白ドキドキしていいよね。。
阿久津:失恋したから自殺しようとしたけど、映画がつまんなくて思いとどまった人
変な人枠だったのが、常識人側に推移していくのが面白かったね。スパイダーマンをおすすめするシーンがあったんだけど、最近僕もスパイダーマンを見て面白いなーと思っていたところだったので、親近感得た。
男:謎の男、最後まで謎。幽霊か残留思念か、過去の映像か。
一応場面に反応して歩いたりけったりしてるから意思はありそう。
喜怒哀楽でいうと 怒 だけどなにに怒ってたんやろうか。
もう少し意識してれば反応したシーンとかおぼえてたんやろうけど、途中完全に意識の外に追いやってしまって無視してしまっていた。
アフターイベント つねすみなお 朗読劇。
はねるつみきの芝居は何回かみてるし、常住さんという存在も認知してたけど、いざ目の前にしてなんか想像と違ったというか、別に初めて見たわけじゃないだろうに、「ああこの人が常住さんなの?」みたいな感情になった。 もしかしたら喋ってるところを見るのが初めてだったのかも。。むしろ始めてみたのかも。
本編もそうだけどヒップホップ性があって良かった。
途中 ギターとポエトリー・リーディングあったのMOROHAリスペクトじゃないかと睨んでる。たくむちゃんもMOROHA好きだしね。
昔僕もレピリエで缶ビール一気飲み芝居をしたけど、そんときは水飲んでもいいけど、マジアルコールの方がロックじゃね?ということでマイステージ缶ビールを一気飲みしてた。
この話で本物である意味ないから多分飲んでないだろうけど、(大麻も多分吸ってないけど)酔ってる感じはあったよね。ただ本音を出すきっかけを頼ってる感もある。
ヒップホップもロックもジャンルじゃないそれは魂の名前だ
まあなにがヒップホップで何がロックかは今後語るかもしれないしこれまでに語ってきたかもしれない。
この屈伸公演という表題()がいいよね。
より高く飛び上がるにはしゃがむことを学ぶ
次以降SFエンタメやるらしいから楽しみ。
また名古屋でやっていただけたら、行きたいですねえ。
関係ないけどおれは舞台で志人をやりたい
C-revo#3 「志人さん(降神・Triune Gods)(詩人、ラッパー)」 ドキュメントver - YouTube
道路で踊ってる人間を引いてしまった車側に少し同情する。
逃げるのもよくないけど、、
ストーリーというストーリーはなく、ただそこに生活している人を覗く日常系アニメみたいな演劇だったな。
ストーリはなくともドラマはあったので、飽きるコトなくみれた。55分という長さも良かった。
朗読劇を見てる頃にはエアコンが効きまくっていて寒ささえ感じる。
気休め程度という話はなんだったんだろうか。
なんかまだ書きたいことあった気がするのでなかなかやめられない。
このブログを公開した瞬間にぼくはこの芝居に関して考えることを辞める。
この寂しさは感想を書くたび毎回感じてるけど、いつまでも考えてい立って仕方がないのでえいやと公開してる。
なぜ男は自殺したんだろうか。
演劇を見に行って、面白いと思ったけど、周りの評価はいまいちだった。
ことが引き金なのか?
確かに自分がオモシロイと思ったものの受けが悪いとちょっと嫌な気持ちになるよな。
けど全然つまらないと思った作品の評価が高いときのほうが嫌な気持ち大きくない?
本人もつまらないと思ったけど、正直に言えないことが辛かったとか。
あの幽霊?の感じからすると自殺じゃなかった説もあるか、
誰にも言わないでよ。。 俺が殺したんだ。。も一瞬よぎった。
事故もあるか。高いところでトリップして。
まあ辛いことがあったと限らないからな理由は。
理解しがたいけど、シアワセなうちに死にたいとか。
桐島部活辞めるってよ
を連想した。 にてないけどね。
疲れた。 終わり。