残穢 見た
厳密にはおすすめされたわけじゃないけど、、、おすすめだったので見た!
怪談の体験談を募集している作家とそこに応募した体験者が起きた心霊現象について探っていくというストーリー
劇中にも体験談を想起する形で再現ドラマが何度か描かれるが、この映画自体も体験談を再現しているような作りになっている。
入れ子構造のような形だ。
それは演技以外の部分でリアリティを出すことに貢献していると思う。
リアルに振ったせいかストーリーの目的意識が弱く、結末が想像しづらい。
押し出しすぎないホラーシーンが良かった。
子供たちがなんとなく空間を見てるってだけのシーンで、まあ彼らには幽霊が見えてるよって話なんだけど、 めちゃくちゃさりげないのよ!
ナレーションは別のこと話してて、画角的にも見切れてるというか一応見えてるぐらいの位置だし、怖い演出てか音楽とか煽りも一切なくて油断してたら見逃しちゃうような感じ。
「あなたは気づいてないですけど幽霊はいつもそこにいますよ」的な怖さを感じてゾッとした。
こういう手法もっと使えばいいのに、、と思いつつ。使ってるけどさりげなさすぎて気づいてないだけの可能性もあるなとも思いましたまる。
一人でプロジェクターで見たから怖くてずっと喋ってた。脅かす描写はそこまで強烈じゃないけどある。。
ジャパニーズ・ホラーにありがちかもしれんけど、普通の人間のくせに脅かすぞという意図がない限りありえない登場の仕方する意地悪なやつもいるぞ!怖いなもう!!
最近思うのは、「シーン」のおもしろさと、「ストーリー」のおもしろさ
についてだ、
両方大切なんだけど、「ストーリー」の面白さはネタバレになるので感想は「シーン」に留めるべきじゃないのか?ということに気づいた。
そしてシーンの面白さは伝播する。
例えば「リング」の結末やストーリーを説明できる人は少ないけどあのテレビから出てくるシーンは誰しも印象に残ってると思う。
上の残穢の感想はそこらへんを意識したつもり。
感想苦手だったけど、フォーマット用意した。
①簡単なあらすじ
②物語構造の特徴(あれば)
③好きなシーン印象に残ったシーン
④自分(リアル)と結びつける
こんな感じでどうでしょうか。今日明日あたり映画見て使ってみよう。